Archive for the ‘相続全般’ Category
相続Q&A 160 特別な状況下での遺言
Q39 特別方式の遺言にはどのようなものがありますか?
A39
大きく分けて2種あります。
(1)危急時遺言
(2)隔絶地遺言
相続Q&A 159 秘密証書遺言とは?
Q38 「秘密証書遺言」とはどのような遺言ですか?
A38
自筆証書遺言と同じく、相続人本人が自署、押印した遺言書です。
違いは、遺言者がそれを封入した封書を公証人におよび証人の面前に提出し、その筆者の氏名と住所を申述する点です。
相続Q&A 158 公正証書遺言とは?
Q37 「公正証書遺言」とはどのような遺言ですか?
A37
「公正証書遺言」とは、公証役場で2名の証人の面前で遺言書を公証人に申述し、公証人が作成した遺言書のことです。
費用がかかり、推定相続人やその配偶者、ならびに直系血族以外の証人が必要となります。
作成後は公証役場に保管されるので、紛失や変造の恐れもありません。
また、この遺言書は公文書として強力な効力を持ち、死後すぐに遺言の内容を実行することができます。
作成には手間がかかりますが、相続発生後の手続きは非常にスムーズです。
相続Q&A 157 自筆証書遺言とは?
Q36 「自筆証書遺言」とはどのような遺言ですか?
A36
「自筆証書遺言」とは、相続人が自筆で遺言書を作成し、日付・氏名を記入の上、押印した遺言書のことです。
費用もかからず、手軽に作成できますが、相続が発生したときには家庭裁判所で検認手続きが必要となります。
形式の不備などで相続が無効になってしまうケースが多いのもこの「自筆証書遺言」です。
相続Q&A 156 遺言の種類
Q35
遺言の種類にはどのようなものがありますか?
A35
遺言には、大きく分けて以下の三つの種類があります。
(1)自筆証書遺言
(2)公正証書遺言
(3)秘密証書遺言
相続Q&A 155 生前贈与と特別受益
Q34
生前贈与は、どのような場合に特別受益となるのでしょうか?
A34
婚姻・養子縁組のため、もしくは生計の資本としてなされた贈与が特別受益となります(民法第903条1項)。
相続Q&A 154 遺贈と特別受益
Q33
遺贈は特別受益になるのですか?
A33
遺贈は常に特別受益となります(民法第903条1項)。
相続Q&A 153 養子縁組の成立要件
Q32
養子縁組はどのようにして成立するのですか?
A32
養子縁組は、養親となるべき者と養子となるべき者との合意に基づく養子縁組届が受理されることによって成立します(民法第799条)。
養子縁組は、婚姻の際と同じ届出主義を採用しています。
相続Q&A 114 生前対策
Q31
生前対策にはどのようなものがあるのですか?
A31
生前対策には以下のようなものがあります。
① 遺言
② 家族信託
③ 任意後見・財産管理契約
④ 生前贈与
⑤ 保険の活用 など
相続Q&A 113 相続放棄の方式
Q30
相続放棄はどのような方式で行うのですか?
A30
相続の放棄をしようとする者は、その旨を家庭裁判所に申述しなければなりません(民法第938条)。
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