Archive for the ‘相続全般’ Category
相続Q&A 275 相続と世帯主の変更
Q275
相続が開始したら、世帯主の変更もしなければなりませんか?
A275
相続の開始によって新たに世帯主となる者が明白でない場合には、世帯主の変更をする必要があります。
そのため、世帯主でない者が亡くなった場合には、世帯主の変更は必要ありません。
しかし、以下のような場合には世帯主の変更が必要となります。
CASE1)
世帯主が父
世帯員が母と子(15歳以上)
→このような場合に世帯主である父が亡くなると、新たな世帯主が明白ではありません。
そのため、世帯主の変更届を提出する必要があります。
CASE2)
世帯主が父
世帯員が母
→このような場合に世帯主である父が亡くなると、自動的に母が世帯主となります。
相続Q&A 274 海外で亡くなった場合の死亡届
Q274
海外で亡くなった場合、どこに死亡届を提出すればよいのですか?
A274
海外で亡くなった場合、原則として現地(海外)の意思に死亡診断書を書いてもらい、大使館や領事館に死亡届を提出することになります。
相続Q&A 273 火葬許可申請書
Q273
相続が発生したのですが、火葬許可申請書はどこに提出すればよいのでしょうか?
A273
火葬許可申請書は、通常、死亡届と同時に市区町村役場へ提出することになります。
相続Q&A 272 相続財産と未登記不動産
Q271
未登記の不動産であっても相続財産に含まれますか?
A271
未登記不動産であっても、実質的に被相続人に帰属する財産は相続財産に含まれます。
相続Q&A 271 遺贈と死因贈与
Q270
遺贈と死因贈与の違いは何ですか?
A270
遺贈は、遺言という相手方の無い単独行為によって行われます。
これに対して死因贈与とは、当事者間の契約によって成立するものです。
相続Q&A 270 遺産分割の方法
Q270
遺産分割の方法にはどのようなものがありますか?
A270
遺産分割の方法には以下のようなものがあります。
①現物分割
→遺産を現物のまま分割する方法です。
②換価分割
→遺産の一部または全部を金銭に換え、その換価代金を分割する方法です。
③代償分割
→共同相続人中の一人または数人が遺産の現物を取得する代わりに、取得した者が他の相続人に対して、自己の財産を与える方法です。
相続Q&A 262 相続人が複数いる時の相続税の申告
Q262
相続人が複数いる場合、その内の一人が相続税申告を済ませれば問題ないでしょうか?
A262
いいえ。
相続税額を計算した結果、納めるべき税額が発生する人及び一定の特例措置の適用を受ける人は、
相続税の申告書を提出する必要があります。
一人の被相続人につき、申告を要する人が複数人いる場合は、
その全員が申告書を提出しなければなりません。
相続Q&A 261 準確定申告が必要な場合
Q261
準確定申告はどんな場合に必要なのでしょうか?
A261
被相続人が生前に個人事業を営んでいるなど、確定申告を要していた場合が多いです。
一方給与取得者については、給与支給者が年末調整により税額の算出等を行うので、確定申告は不要である場合が多いです。
相続Q&A 260 準確定申告
Q260
準確定申告とはなんですか?
A260
準確定申告とは、被相続人の所得にかかる所得税についての手続きです。
被相続人が死亡した年の1月1日から死亡した日までの期間に所得が生じた場合において、
相続開始があったことを知った日の翌月から4ヶ月以内に、相続人が行う確定申告のことをいいます。
相続Q&A 258 相続税の申告・納付の遅滞
Q258
相続税の申告期限までに申告・納付をしないとどうなるのですか?
A258
相続税が申告期限までに申告・納付されない場合は、
原則として
(1)無申告加算税(申告遅滞に対してのペナルティ)
(2)延滞税(納付遅滞に対してのペナルティ)
が課せられます。
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